本記事で解決する悩み
「井上拓真の戦績・獲得タイトルを知りたい」
「井上拓真の実力ってどうなの?」
「井上拓真VS那須川天心2のゆくえは?」
「井上拓真はなぜここまで強くなった?」
那須川天心との試合が話題になっているけれど、井上拓真というボクサーの実力はどんなものなの?
ぼくは正直、堤聖也に王座を奪われるまでの井上拓真選手には興味がありませんでした。
しかしその後、那須川天心という格闘技界の無敗のカリスマに初めて土をつけ、井岡一翔という日本ボクシング界の代表の一人であったボクサーに圧倒的勝利を収めて一躍トップボクサーの座に躍り出ます。
それでは井上拓真の強さは具体的にどんなところなのか?来たる運命の一戦、那須川天心との第二戦はどうなるのか?くわしく分析し、まとめました!
本記事の内容
・井上拓真の戦績と獲得タイトル
・井上拓真の実力|弱点と強み
・予想は拓真の大差の判定勝ち。ただし…
・井上拓真最大の強みは、チーム井上の結束力

シュウ
- 元プロボクサー
- 元ボクシングジムトレーナー
- ボクシング歴11年
- トレーニング歴24年
現在の戦績と獲得タイトル
Embed from Getty Images| PROFILE | |
|---|---|
| 本名 | 井上拓真 |
| 身長 | 164cm |
| リーチ | 163cm |
| 生年月日 | 1995年12月26日 |
| 出身地 | 神奈川県座間市 |
| 所属ジム | 大橋ボクシングジム |
| ファイトスタイル | オーソドックス(右構え) ボクサーファイター |
現在の戦績
プロボクシング
25戦 23勝(5KO)2敗
アマチュアボクシング
57戦 52勝(14KO)5敗
獲得タイトル
- WBC世界バンタム級チャンピオン
- WBA世界バンタム級チャンピオン
- 日本スーパーバンタム級チャンピオン
- WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級チャンピオン
- OPBF東洋太平洋バンタム級チャンピオン
- OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン
井上拓真の実力|弱点と強み

井上拓真の現在地を元ボクサー・トレーナー目線で分析しました。
弱点|序盤は動きが硬い。そしてメンタル面の不安
井上拓真の弱点の一つに、スロースターターという点があります。
ラウンドの序盤は相手能力のインプットの時間に使っている印象がありますが、この時間帯にダウンや不用意に相手のパンチをもらうことが非常に多い。
ダウンした試合
- フローイラン・サルダール戦:1ラウンド
- 世界初挑戦のノルディーヌ・ウバーリ戦:4ラウンド
- 防衛戦の石田匠戦:1ラウンド
那須川天心との初戦も、1〜3ラウンドは動きが硬く、天心の左ストレートや大振りのフックをもらうシーンがありました。
そしてもう一点、王座を失った堤聖也戦で露呈した弱点ですが、接戦になった時の集中力の欠如・メンタル面の弱さが出ることがある。
泥臭く、超人的なメンタルとスタミナを誇る堤聖也が相手というのもあったのですが、父である井上慎吾トレーナーもたびたび指摘している部分でもあります。
試合前の練習にも心の弱さが出てしまい、集中力を欠いた状態でリングに上がることも過去にあったとのこと。
兄の井上尚弥との最大の違いはこの精神力の差だと思う…
強み|一級品のボクシングテクニックと土台のスタミナ
基本のボクシング技術がしっかりしていて、ボクシング技術の引き出しが豊富。強靭な下半身が生み出すフットワークは、兄の井上尚弥にも引けを取りません。
それはやはり豊富なアマチュアとプロの経験…長いボクシングキャリアの中で身につけたもの。
父である井上慎吾トレーナーと幼稚園時代からボクシングのトレーニングをスタートさせ、兄の井上尚弥と切磋琢磨して身につけたボクシングテクニックは間違いなく超一流です。
また、そうした地道で長いボクシングのトレーニングにより12ラウンドをフルで戦い抜くスタミナの土台を持ち合わせています。
井上尚弥と比較するとKOがプロ・アマ通して少ないので、非力なボクサーと非難されることもありますが…
とんでもない、12ラウンドフルに戦い、技術で相手を圧倒して上回ることはボクサーとしてものすごいこと。
判定勝ちが多いけれど、それは高い技術力と豊富な運動量、ハイレベルな駆け引きの力を備えている確たる証拠です。
井上拓真VS那須川天心Vol.2|予想は拓真の大差判定勝ち。ただし…


ぼくの勝敗予想は、井上拓真の初戦よりも大差をつけての判定勝ちです。
ただし、那須川天心に序盤のペースを握られ、ギリギリの判定負けというドンデン返しも十分ありえると思っています。
先に書いたように、井上拓真の弱さは序盤のラウンドと、接戦になった時のメンタル面の弱さ。
強靭な精神力を持ち合わせている那須川天心ならば突破口を見出し、接戦に持ち込むことも十分に可能。
新しく組んだ名トレーナー葛西裕一と、対井上拓真の狡猾な作戦を企て挑んでくるに違いありません。
メディアでは「覚醒した」と連呼しているけど、精神力の弱さってそう簡単に克服できるもんじゃない。
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まとめ|井上拓真最大の強みは、チーム井上の結束力


井上拓真の強さを支え、作り上げたものはチーム井上の存在です。
父・慎吾トレーナーの幼い頃からの徹底した基本練習と、兄・井上尚弥という“世界最強”の練習パートナー。
時には家族として心の支えになり、時には良きライバルとして決定的なアドバイスを試合で送ってくれる存在。
そして、今や日本で最も勢いのあるジム、大橋秀行会長率いる大橋ジムの優秀なトレーナー陣。
そこに大橋会長のマッチメイクの手腕の高さが、井上拓真のこれまでのボクシングロードを作りあげています。
このチーム井上の結束力は凄まじくデカい。
那須川天心になくて、井上拓真にあるもの、それはこのチーム力であると言いきれます。
ボクシングは、個人競技ではない。チームで勝つ競技です。
今回は以上となります。
お読みいただき、心から感謝です!

